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「赤い服」 赤い服を着ているあの人が好きだった。映えるビビッドな色合いのワンピースだったけれど、とてもよく似合っていた。遠目で見ていつも素敵だな、と感じていた。そんな彼女が亡くなったというニュースを聞いてから、もう15年の月日が流れた。普段は忘れているのだけれど、何かの拍子にふと思い出す。とくに怪談。真っ赤なワンピースはたまに出て来る。黒い長い髪が前に垂れている。その対比が想像力を刺激する。僕には現実なのに。
Show PostMorabeza Tobacco - Just Let Me Know
Show Post真鶴 川上弘美 #読了 タイトルに魅せられ手に取ったものの、読み終わっての素直な感想は、果たして自分は何を読んでいた? 遥か昔、高校の時の担当教師が、デカルトの方法序説を読んだ時は一文読んでは暫し黙考の繰り返しだったと宣っていたのだが、今回はまさにその再現。 どれほど読み込んでも、そしてどれほど読み返してみても一向に見えてこない全体像に幾度も挫折しそうになりながら、それでも結末が気になり何とか最後まで。 真鶴を舞台にある意味、主人公の思考の中だけで物語が展開するこの作品。 いやはやまだまだ文学は奥が深いなと。
Show Post松濤美術館を出たあと松濤一丁目から文化村の手前あたりを少し歩いた。1936年生まれの叔母は1940年ころの一時期この辺りに住んでいたという。古い建物は案外少なく、高低差の激しい土地に建つ高級そうな広い面積の家屋は割と新しめな印象。いま解体された東急百貨店の敷地にあった小学校に通っていたと。円山町は歓楽街で親には近寄ってはいけないと言われていたが、円山町から通う同級生の男の子は色が白くてとてもきれいだったと。映画館一直線で今まで歩いたことのなかった円山町の路地に入ってみた。やはり高低差が激しく、ホテル街の中にぽつんと古そうな料亭、表札もない古い家、おどりの教室があった。
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