sanagiko.bsky.social
幻想 怪奇 ミステリ 海外文学 新しいものよりやや古めの物語が好み ゆるゆると手紙のやりとりをする方、常時募っております
👤 Joined on 10 February 2024
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@sanagiko.bsky.social誠実な詐欺師/トーベ・ヤンソン 雪に閉ざされた世界を見つめる金の瞳は、遠くを見据え、眠る悪意を嗅ぎ分ける。号令はひとつで在らねばならぬ。野生を抑え、従える。ひとつの夢のために。関わりを持てば均衡は崩れ。世界は彼女を除く者たちで築き上げられる。彼女だけが、弾かれて。
Show Post松浦理英子『ヒカリ文集』 #読了 劇団を去った元女優・賀集ヒカリにまつわる思い出を綴った文章という体での小説のようだ。ヒカリは誰からも愛されるような人間であったが、誰のことも愛せなかったのではないかと思う。家庭環境はそこそこに悪いようだった。そのせいで処世術を身につけたのだろうか。今はヒカリが幸せでいられたらいいなと願わずにはいられない。
Show Post都会では、大型書店に必ず寄る。自分の手で触って初めて、「本がある」と思える。カタログを捲っても、棚差しの一冊の情報量には足らない。分厚さとかね。少ししか買えなかったが、買ったものを自宅に送って昨日届いた。選んで買ったものだけが届くのは、Amazon等の通販と変わらないが、いつもより数倍嬉しく感じた。やっぱ現金で買う重み?わかんねーですけど。
Show Post5年以上前になるが、多和田葉子さんの『言葉と歩く日記』をとてもおもしろく読んだ。某SNSには感想として「言語、文法について国境を超えて分析し熟考することの大切さをスルメのように噛みしめつつ読んだ。」(一部抜粋)と記したが、母語に限らずどの言語であれひとつの言葉を矯めつ眇めつして掘り下げて考えるのが多和田さんの特性のひとつだと思う。文体になんとも言えない意表を突いた可笑しみがある。人によって反応はまちまちだろうが、なんというか笑いを選ぶ文体なのかもしれない。『エクソフォニー』もよかったけれど、一番好きなのは断然『雪の練習生』。他にも読了本、途中本、手付かず本合わせて全部で8冊ほどあり。
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