ohirune-coyo.bsky.social
20↑/キョカラ/字とからくがきとか。自我多め。無言フォローフォロバすみません🙇♀️/明らかに一次二次創作界隈外の方からのフォローはブロックで対応させて頂きます/X→ https://x.com/cooyocoo /
👤 Joined on 18 July 2026
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@ohirune-coyo.bsky.socialそれから、酷く驚いたことがある。うちの店に、三アレの英雄がやってきたのだ。「へぇ……ここが」とキョロキョロしながら店内を見渡す。誰かのクチコミだろうか。英雄のお眼鏡にかなえば、宣伝費タダ。費用対効果大。へらりと笑顔を振りまいて、ペラペラと聞かれていないオススメを紹介する。人当たりの良い笑みを浮かべて、じゃあおすすめのやつ全部。よろしくお願いします、と爽やかに注文を終えた。老若男女を虜にするような笑顔にぐらりとくるが、俺にはあの人が居る。ドサドサと紙袋にパンを詰めて、青年に手渡しその背中を見送った。
Show Postほなそれで。って言って貰えたのが嬉しくて。この間のバゲットサンドどうでしたか?って聞いたら、満面の笑みで美味しかったです、って。この笑顔のために作ったと言っても過言では無い!そう思ってしまった。そうこうしているうちに、会計を済ませ小さく会釈して出ていく。断じて邪な思考からでは無いと言うが、あの口でうちのバゲットを頬張っている姿を見てみたいと思った。きっと一口は小さいんだろうなとか、そういう想像をしてしまう。店にイートインスペースを作ればよかったなという、今更な後悔を抱いて明日のパンを仕込んだ。
Show Postガランとドアベルを鳴らして出ていく後ろ姿に、うっかり見とれてしまって。なんていい人だ!また来てくれたら嬉しいな、なんてちょっぴりテンションが上がってしまった。それから、ほかの店に比べてかなり暇な店ではあるが、ぽつりぽつりと客が来るようになった。ドアが開くたびに、パッと顔を上げて確認してしまう。また来てくれないかな、なんて淡い期待を胸に抱いていたら数日後。例のお客さんはまたやって来た。本当に嬉しくて、いらっしゃいませ!とかなりでかい声を張り上げてしまった。やりすぎた!と口を塞ぐと、元気な店主さんですね、とその人はクスリと笑う。もうなんかだめだ、目が離せない。調子に乗ってオススメなんかも伝えて、
Show Post無謀にも三アレで念願だった小さなパン屋を開いた俺。ちらりちらりとショーウィンドウを覗き込む人は居るが、表通りの流れに戻ってしまう。分かっていたが、これは苦しい。そんな日々が続いていた中、キャップを目深に被った男がふらりと入ってきた。どこかこの街の生まれではないような雰囲気を纏い、ついでに言うと随分小柄。あの、これ、と声を掛けられて、はひっ!と声が裏返る。随分不躾に眺めてしまったことを恥じながら、白い指先と独特なイントネーションを追いながら、クロワッサンやバゲットサンドを取り出していく。随分買ってくれるんだな、なんて思いながら詰めていると、お店オープンしたてなんですね、がんばってくださいなんて。
Show Post「krsbさーーん!」と元気な青年の声。え、と思ったらmarの英雄。 おれがkrsbさんに声かける暇もなく、 「見てみて! POPUPきててフシデ! かわいーでしょ、krsbさんのこと思い出して買っちゃった! おれはワニノコ! 一緒につけましょ!」 と渡してて、krsbさんはおれが見たことないような柔らかい顔で笑ってて……。 あ、あの子が特別なんだ。 気づいてしまって、包装されたチャームを握りしめる。 思い上がってた自分に羞恥を覚えながら帰宅してベッドに倒れ込んで、くしゃくしゃになった包装紙に入ってるフシデとイトマルのチャームを見ながら涙するんや……。
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