さえきみほ

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  • 22 Kas 2024, 05:04
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(2) 2ページ目の第1文。 "ガザでの戦争についてどう考えるかはともかく、グレタの目立ちたがりぶりがばかばかしさの極みに達したのは、2025年に「ガザ自由船団」に参加した時だ。" 解説:ガザでの「戦争」を「どう考えるかはともかく」と、どう受け取ってもいいような話題として矮小化して提示。なおかつガザへの関心を世界的に高めた海上デモである「ガザ自由船団」(注)を「ばかばかしさの極み」と嘲笑し、ネガティブなイメージを読者に提示する。 要するにガスライティングのための文章。 注:これは間違いで、グレタ・トゥーンベリが乗り込んだのは「グローバル・スムード船団」。もっとも「自由船団」も実在した。

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補足: この文章のキモは、ネット右翼にとって「嘲笑が許される人物」であるグレタ・トゥーンベリの話題を通して、パレスチナ、ガザへのネガティブイメージを読者に提示し共有すること——と捉えると分かりやすいですね。特に次の2カ所。 (1) 第2段落目の第1文。 "グレタは案の定、クーフィーヤ(パレスチナの伝統的なスカーフ)を身に着けてパリ郊外のサンドニに現れ、" 解説:フランスの学生デモに直接関係しない「パレスチナの伝統的スカーフ」へのネガティブイメージを、当然のものとして読者に提示する。 (続く

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補足 なお翌年の2026年4月12日、新たな「グローバル・スムード船団」がバルセロナを出発してガザに向かった。この船団は2026年4月30日、イスラエルから1000kmも離れたクレタ島沖で拿捕された。 2025年のグローバル・スムード船団に乗り組んだときのグレタ・トゥーンベリのメッセージから。 「私が怖いのはイスラエルではありません。私が怖いのは、人間性をすべて失ってしまった世界です。私たちがここでしているのは、まだ人間性が少しは残っていること、他のすべての手段が尽きたときに、まだ立ち上がろうとする人々がいることを示そうとすることです」 bsky.app/profile/akio...

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補足 ガザ自由船団(グローバル・スムード船団)は、「ガザまで公海を通って食料や物資を届ける」スタイルを取る海上デモだった。 イスラエルは途中ドローン攻撃で妨害し、さらに本国から1000km離れた公海上で拿捕した。グレタ・トゥーンベリを含む活動家らは劣悪な環境の刑務所に監禁され、食事や睡眠も満足に与えられなかった。 妨害を乗り越えて進み、最後は拿捕された船団の航海こそが、世界が注目するべきデモだったのだ。(なので途中経過をいくつか投稿で紹介しました) グレタ・トゥーンベリの言葉については下記投稿で少し触れました。 bsky.app/profile/akio...

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筆者のジョージ・チェスタートンは、グレタ・トゥーンベリの活動の隅から隅まで気に入らないし、フランスの高校生デモにもガザ自由船団の海上デモにも共感できない。なるほど、そういう人も大勢おり、そのような人たちを対象読者とするコラムなのだろう。 記事の内容は最初から最後まで低劣な人格攻撃である。この筆者を含め、グレタを揶揄するオッサンたちはグレタ・トゥーンベリの言葉のシンプルさと、正当性に裏打ちされた力強さを意図的に読み飛ばさざるを得ない。ロジックに対抗できないので、人格攻撃しかできないのだ。 グレタ・トゥーンベリの言葉は、この混乱した世界で耳を傾けるに値する数少ない灯台のようなものだ。

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