mivu8.bsky.social
20↑ 雑多
👤 Joined on 09 January 2024
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@mivu8.bsky.socialそれ以来会っていない。元気にしてんのかなぁ。木製のベンチに背を預けてぼんやりと風で揺れる草木を眺めていると、目の前を二人の男が通り過ぎていった。一人はがたいのいい白髪頭でサングラスをかけていて、もう一人はーーー。思わず息を呑んだ。間違いない、あの頃の面影がある。俺の、初恋の人だ。声をかけようとしたが、隣の男に牽制されたような気がして躊躇する。しかも、彼の背中に手を回して抱きついているあの彼女の姿も見えたような気がして、俺はとうとう声をかけるのを諦めた。でもまぁ…元気そうで良かったよ。俺はその後ろ姿を見送って、夕空に向かって少しだけ口元を緩めるのだった。そんなモブ視点の五乙も好き
Show Post蝉の鳴き声が木霊する。お盆休みに久しぶりに実家に帰ってきた俺は、夕方になって日が翳ってきてから近くの公園に散歩に出かけた。木々で覆われているこの公園は夕暮れになると途端涼しくなる。蝉時雨を全身に浴びながら木陰のベンチで一休みする。生温いけれど木道のおかげもあって、幾分風が柔らかい。こんな日は何故か幼い頃の初恋の相手を思い出す。相手には既に好き合う子がいた。俺が近づこうとするといつも目で牽制されて。だから何も伝えることができず、それから暫く経って俺は家族とともに東京へ引っ越すことになった。
Show Postゆぅた、ご飯ついてる。手を伸ばして唇の横についているご飯粒を取る。ふとゆぅたの唇に指先が触れて、僕は無意識にその柔らかい唇をなぞっていた。ゆぅたは戸惑いながら僕の顔を見つめる。その頬が赤くなっているのに気付いて、僕は慌てて手を引っ込めた。いや、今がチャンスではないのかー。僕はわたわたしているゆぅたにもう一度手を伸ばして、その藍色の瞳を覗き込みながら自分の気持ちを伝えるのだった。そんな付き合う前の五乙も好き
Show Post任務から帰ってきて寮の部屋でベッドに寝転んでうとうとしていたら、コンコンとドアをノックする音が聞こえてきた。扉を開けるとそこには少しだけ疲れた顔をしている先生がいて、僕は黙って先生を部屋に招き入れた。突然ごめんね。先生はそう言うと、ベッドの上に腰掛けてトントンと僕に隣に座るように合図をする。先生の隣に腰掛けると、先生は僕の膝の上に頭を乗せてすぐに眠ってしまった。先生の寝顔なんて初めて見たな…寝顔は意外と幼いんだ。目の下にできた隈をそっと撫でながら、僕はお疲れ様ですと先生を起こさないように小さな声で呟いた。そんな付き合う前の五乙も好き
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